大家好!
今回は中国語検定2級に合格する為のコツをこのブログで紹介させて頂きたいと思います~!
私自身も1年半程前に中国語検定2級に合格しました!
当時を振り返り、これから受験を控える方へ少しでも役立つ記事になればと思います!
それではさっそくいきましょう〜!
中国語検定(中検)とは!?
中国語検定とは一般財団法人の日本中国語検定協会の定める中国語の資格になります。
日本で最も有名な中国語の資格といっても良いでしょう。
準4級から始まり、1級まで6段会に分けられます。
このうち2級は1級、準1級に次ぐ3番目の資格になります。(ちょうど半分より上)
中国語の資格は他にもHSK(新汉语水平考试)やHSKK(新汉语水平口语考试)、ビジネス中国語検定(BCT)などがあります。
このうち世界的に最も有名な資格はHSKになります。
中国政府公認の中国語検定になる為、世界的に知名度もあります。
その為、個人的にはHSKと中国語検定両方の受験をオススメします!
中国語検定2級のレベル
先程述べたように、中国語検定は6段会に分かれており、このうち2級は上から3番目の位置付けになります。
準1級に関してはかなり難易度が高いらしく、毎回合格率は10〜15%程です。筆記試験に加えて2次試験で会話形式の試験があることも影響しているでしょう。
また1級に関しては、中国人でも難しい内容になっている為、毎回ほとんど合格者が出ない状況です。(毎回合格率が1桁台とのこと)
この為、気軽にチャレンジできるのは中検2〜3級あたりになるかと思います。
目安としてHSK5級を210点あたりで合格している人であれば、中検2級に合格する確率は限りなく高いと思います!
HSKを受講したことがない人はまずはHSK5級通過を目標にしてみてはいかがでしょうか?
※HSKについては以下の記事に詳細内容が載っておりますので、ご覧ください
出題傾向
試験問題はパターン化されているので、傾向を分かっているとかなり有利です。
事前対策をしっかり取ることが合格への近道だと思います。
しかし検定合格の為の勉強をしても、実践で使えません。
試験の直前1〜2ヶ月くらいから検定に特化した勉強を行うのが良いかと思います。
問題形式
中国語検定2級はリスニングと筆記の2項目に分けられます。
各項目100点満点で、全項目70点以上取らないと合格することができません。
つまりリスニングが100点でも筆記が60点なら不合格になります。
この為、各項目で安定して7割を取りに行くという作成を立てることが合格への近道になります。
下記が出題される問題と配点になります。
そして実際に受験して感じたこと、それは。。。。。
リスニングより筆記が難しい
です!!
リスニングに関しては、読むスピードがそこまで早くありません。
また2回繰り返して読まれますから、1回目で聞き逃しても大丈夫です。
リスニングに苦手意識がない方は、そこまで不安に感じることはないでしょう。
※ただ1問5点の配点になっていますので、6問までしか間違えることができませんのでご注意を(笑)
しかし筆記は語彙力が問われる問題が多く、ある程度勉強しておかないと点が取れないように作られています。

と思った方も多いかと思います。
しかし中国語検定は日本人向けに作られている為、日本人が有利になるような出題はありません。
HSKの場合、世界中の外国人向けに問題が作られている為、長文読解問題では日本人であれば意味が理解できる単語も多く出題されます。
しかし中国語検定の長文読解問題では、文章の意味を問う問題は少なく、
似たような意味の単語の中から1つ選ぶ
線が引かれた単語の拼音を答える
知っていないと分からない前置詞や副詞の構文
などが重点的に出題されます。
ここで失点を重ねてしまうと後々厳しくなってきます。。

また最後に日本語を中国語に翻訳し、解答欄に記載する問題が5問でてきます。
日頃中国語を書くことに慣れていない方、翻訳が苦手な方は重点的に対策をしておくと良いでしょう。
30点しか間違えることはできませんので、翻訳の20点分をどこまでキープできるかは本当に重要になってきます。
まとめ
今回の記事をまとめると以下の通りになります。
中国語検定は日本中国語検定協会の定める中国語資格
各項目100点満点で、全項目70点以上取らないと合格することができない
中国語検定2級の筆記は語彙力が問われる問題が多く、ある程度勉強しておかないと点が取れないように作られている。
ぜひ上記内容を参考に中国語検定2級の対策を行って頂ければ幸いです!
また私はこのような参考書を使って、傾向と対策を予習しました。
これに加えて、過去問集(5回分)を購入し、直近1ヶ月を使って模擬試験を行いました!
中国語検定2級があるメリット
最後に中国語検定2級を取得することでいつくかメリットがありますので、紹介致します。
①会社などの昇級時に中国語検定2級が考慮される場合あり
ビジネスで中国語を運用できるといった評価対象になりますので、日系企業などでは昇級時に優遇される場合があります。
②就職活動時にHSKよりアピールがしやすい。
私は就職活動時にHSK5級しか持っていなかったのですが、面接官でHSKを知っている人はそこまで多くなかったです。中国語検定2級を持っている方と面接で同じだったことがあったのですが、面接官も知っている方が多く、羨ましいなと思っていました。
このように日本でご自身の中国語能力を証明する際に、中国語検定があった方が伝わりやすいケースが多いです。
その中でも2級以上を持っていることで、中国運用能力の高さをアピールすることができるかと思います。
この機会に中国語検定2級にチャレンジしてみてはいかがでしょうか!?
以上、最後まで読んで頂きありがとうございました。
谢谢!

Yong Yong

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