どうも、こんにちは!
近年転職活動をする人が非常に増えております。
様々な原因があるとは思いますが、基本的には下記内容が大きな理由になっているのではないでしょうか。
終身雇用制度の終焉 第二新卒という枠の誕生 転職に対してのイメージ向上 少子高齢化による人手不足の顕著化
世間の転職に対するイメージが変わったのは明るい材料ではあります。
特に新卒で入社する方は働いた経験もないので、入る会社が自分に合っているのか分かりません。
第二新卒として採用してくれる会社が多くなった今、辛い思いをしてまで働く必要がなくなってきていると思います。
しかし終身雇用の崩壊により、先行きが不透明になった為、
今の会社にいても先がみえない
と不安を抱えながら転職をする方もたくさんいるのではないでしょうか。
私自身も転職活動をして、大手電子部品メーカーから旅行アプリの外資系企業へ転職しました。
今回は前職と現職の比較検証をして、転職活動に興味のある方への参考材料となれば幸いです。
日本の大手企業と外資系日本支社の違い
今回私が比較対象として挙げるのが、日本の大手電子部品メーカーと日本にある外資企業の販社(子会社)になります。
両者とも日本で法人化されている会社ですが、全くと言っていい程違いがありました!
様々な違いを挙げていきますので、自分に合ってる方はどちらなのか、考えてみると面白いかと思います。
給料
まずは給料から!
働く上で一番気になるのは給料ですよね。
やりがいも当然大事だと思いますが、ここがある程度あることが前提となるでしょう。
(転職しやすい時代ですし。。。)
日本企業の場合、給料は月給ベースで算出されます。
『新卒の給料は月給20万円』など月給をベースに年収を計算しますよね!
そこに賞与(年1〜2回)が加算される形となります。
しかし外資系の日本支社の場合は違います。
年収は年棒制度で1年単位で給料が出されます。
プロ野球選手とかは年棒制度ですよね(桁が何個か違う)
年棒制度は年度末に来年の年棒を算出する為、年単位で給料を出しております。
プロ野球の契約更改の際に、年棒が〇〇万円アップ!というニュースが出るように、来年の給料を毎年毎年更新していく形となります。
大幅増の可能性もあり、減額の可能性だってあります。
反対に日本企業は経験年数や役職に応じて給料が発生する会社がほとんどかと思います。
『あの会社の主任であれば月〇〇万円』というような算出ですよね!
そうなると双方のメリットとデメリットは以下の通りです。
■外資系日本支社
個人の成果に応じて給料が変化。大幅増も見込めるが、前年より減額する可能性もある。
給料にムラがでる可能性があるが、人によってはモチベーションに繋がる。
■日本企業
年齢や役職に応じて給料が変化するので安定感がある。一方で自分の先々の給料が見えてしまうので、会社によってはデメリットになる可能性もある。終身雇用制度の崩壊で今後どう変化していくのかもポイントとなる。
社風
社風も給料の次に大切なポイントになりますよね。
会社によって社風は異なるとは思いますが、
今回は創業70周年の電子部品メーカーと創業20年の旅行アプリ会社の比較をさせて頂きます。
業種はともに営業職になります。
それでは早速行きましょう!!
創業70周年の電子部品メーカー
●風通しが良い面
年功序列で役職に応じて給料が支払われる(良くも悪くも)
⇨安定した給料が見込める反面、先々の展開が見えてしまう点も。
年間賞与が多い⇨新卒2年目の若手でも軽自動車が新車で買える程。
⇨これに加え年度末にもご褒美として数万円の祝い金があった。
福利厚生が手厚い⇨住宅補助、年間有給の充実。
⇨ブログ管理者は新卒で関西配属、2年目で東海移動となった。
その時の家賃は全て会社負担だった(1LDK)
●風通しが悪い面
上下関係が厳しい体育会系文化
⇨先輩の言うことは基本正しく、部活動のような感じ。
体育会系出身者でオフィス内は固められているので、スポ根精神が無いとキツイ。
怒って育てる風習
⇨若手がミスをすると、叱咤激励して教え込むのが基本。
怒って体に染み込ませるスタイルが常習化。
飲み会が多い(基本毎週)
⇨幹事はもちろん若手。基本終わるのは23時過ぎ。
社内行事が多い(幹事は基本若手)
⇨若手内で残業して企画などを練る。
帰りずらい
⇨先輩が残っていると若手が先に帰りずらい。
創業20年の旅行アプリ会社
●風通しが良い面
有給が取得しやすい。
⇨有給を取ることに対してネガティブではない。ブログ管理者も10連休にして7泊9日のアメリカ旅行へ。
自由な雰囲気がある。
⇨営業職でも打ち合わせの無い日は私服で出社OK。
直行直帰なども特に問題ない。
飲み会が少ない。
⇨送別会や歓迎会程度。また誘いを断っても特に問題なし。
帰りやすい。
⇨自分の仕事さえ終われば、気を遣わずに帰れる。
●風通しが悪い面
あまり助けて貰えない。
⇨人を育てる文化が浸透していない。
給料が不安定。
⇨個人の能力や成果次第で上がったり下がったりする。
ボーナスがスズメの涙
⇨インセンティブで稼ぐ会社が外資系に多い傾向。
結果主義
⇨結果が出ていないと、頑張っていても評価されない。
過程はあまり評価されない。
以上双方のメリットとデメリットでした!
仕事の進め方
仕事の進め方や評価されるポイントも全く違いました!
日本企業では社内のコネクトを持っているかが非常に重要でした。
社内に顔を効かせることで、仕事を円滑に進めることができます。
母数の大きい大企業であれば尚更です。
そのため
若手のうちから積極的に飲み会へ参加し顔を売ることが必要になります。
これが得意な方は仕事が早く上達する可能性が高いでしょう!
反対に外資系企業では、
周りと協力することよりも、目に見えた結果を出すことが必要になります。
結果を出せたやり方が正解となり、本人に全て委任することが多いです。
会議で上司と部下の方向性の認識をすり合わせするだけで、仕事の仕方などで指摘を受けることは少ないです。
結論
給料、社風、仕事スタイルの3つの観点から、双方のメリットとデメリットを紹介してきました。
上記内容を踏まえた私の考えとしては、
これから転職するなら圧倒的に外資系企業がオススメ
だということです!!
年功序列のなす意味が消えかけている現代において、
日本の大企業にいることで得られるメリットが徐々に少なっているからです。
転職が当たり前になっている為、重要視されるのは会社にどれだけ長く居るかではなく『個人の力』へとシフトしております。
そして働いてみて以外だったことが一つあります。
外資系企業だからといって、すぐにクビにされるわけではなかった。
個人の管理は自身に委ねられるケースが多い為、副業もやりやすいです。
結果が出ていなくても、給料はちゃんともらえるので普通に生活は出来ます。
効率よく仕事をして給料アップを狙いつつ、将来を見据えて副業も同時進行で進められる環境はあるなと思います。
ぜひ転職活動をする際の参考として読んでいただければ幸いです!
以上、最後まで読んで頂き、ありがとうございました!!
Yong Yong
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